コンフォートデンチャー
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- STEP 1診査・型取り
- 患者さまのお口の状態を精密に診査し、コンフォートデンチャーの作製に必要な精密な型取りを行います。
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- STEP 2噛み合わせの記録
- 噛み合わせの位置を正確に記録します。これにより、噛んだ時の安定性を高めます。
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- STEP 3試適・調整
- 完成した入れ歯を実際に装着していただき、痛みや噛み心地などを確認しながら、細部を丁寧に調整します。この工程を複数回にわたって行い、最もフィットする状態を目指します。
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- STEP 4完成・装着
- 最終的な調整が完了した後、完成したコンフォートデンチャーを装着します。

「何度調整しても、入れ歯がしっくりこない…」
「固いものが噛めず、好きなものを諦めている…」
「本当に自分に合う入れ歯を、時間をかけてでも見つけたい…」
もし、今お使いの入れ歯に「妥協」を感じているなら、当院の「コンフォートデンチャー」がおススメです。
コンフォートデンチャーは、入れ歯の内側に特殊なクッション加工を施し、歯ぐきへの優しさと高い安定性を追求した、フルオーダーメイドの総入れ歯です。
手間と時間をかけて、患者さま一人ひとりの口腔状態に合わせた最適な形を追求することで、自然な噛み心地と安定感を目指します。
コンフォートデンチャーとは?

コンフォートデンチャーは、入れ歯の歯ぐきに当たる面に、生体シリコン製の柔らかいクッション加工を施した特別な入れ歯です。
このクッションが、以下のような役割を果たします。
衝撃吸収
食事などで噛む力が加わった際、クッションが力を吸収・分散します。
これにより、硬いプラスチックが歯ぐきに直接当たる衝撃が和らぎ、痛みや違和感を軽減します。
密着性の向上
生体シリコンは、歯ぐきのわずかな凹凸にも柔軟に対応し、ぴったりと密着します。
この高い密着性により、入れ歯のズレやガタつきが抑えられ、安定した噛み心地が得られます。
歯ぐきの保護
クッションが歯ぐきを優しく包み込むため、硬い入れ歯による擦れや傷から歯ぐきを守ります。
コンフォートデンチャーは、患者さまのお口の形状や歯ぐきの状態に合わせて、一つひとつフルオーダーメイドで製作されます。
そのため、保険診療の入れ歯や、既製品をベースにする入れ歯では対応が難しい、複雑な口腔内にもフィットしやすいのが特長です。
患者さまのお悩みに寄り添う事例
コンフォートデンチャーは、特に以下のようなお悩みを持つ患者さまに選ばれています。
症例1:何度も入れ歯を作り直したが、改善しないと諦めていた患者さま(70代・女性)

お悩み
他院で何回も入れ歯を作り直したが、痛みやガタつきが改善されない。
自分の口に合う入れ歯はないのではないかと諦めかけている。
診断と治療
診察の結果、長年の入れ歯の不適合により、顎の骨の吸収が進み、歯ぐきの形状が複雑になっていました。
この複雑な口腔状態に対応するため、精密な型取りを複数回にわたって行い、時間をかけて患者さまの顎の形に最もフィットするコンフォートデンチャーを作製しました。
結果
従来の入れ歯では解決できなかった痛みが軽減され、ガタつきも改善。
安定した入れ歯を手に入れたことで、諦めていた食事を再び楽しめるようになりました。
「これまでの苦労が報われた」と、心から喜んでいただけました。
症例2:好きなものを諦めていた患者さま(60代・男性)

お悩み
固いものが好きだが、入れ歯が外れそうで不安なため、好きなものが食べられない。
噛む力が弱くなったと感じている。
診断と治療
噛む力が入れ歯全体に均等に伝わっていないことが分かりました。
コンフォートデンチャーの高い密着性を利用し、噛む力を分散・吸収する治療計画を立案。
歯ぐきの形状に合わせた精密な型取りを行い、噛み心地を追求したフルオーダーメイドの入れ歯を作製しました。
結果
固いおせんべいやたくあんなども、安心して噛めるようになりました。
「諦めていた食事がまた楽しめるようになった」と喜んでいただけました。
入れ歯治療そのものに不信感があった患者さま(50代・女性)

お悩み
以前、他院で作製した入れ歯が、装着時の違和感が強く、ほとんど使用していない。
入れ歯治療そのものに不信感がある。
診断と治療
入れ歯の設計に、患者さまの口腔内と合わない部分が見られました。
患者さまのお口の状態を細部にわたり診査し、生体シリコンの柔らかいクッションで違和感を軽減するコンフォートデンチャーをご提案。
型取りから最終調整まで、患者さまのお口に適合するよう、何度も調整を繰り返しました。
結果
入れ歯の違和感が少なくなり、毎日使用できるようになりました。
「時間をかけて丁寧に治療してもらえたので、安心して任せられました」と話してくれました。
これらの事例は一例ですが、当院では患者さま一人ひとりの口腔状態やお悩みを丁寧に伺い、コンフォートデンチャーが最善の解決策となるかを検討します。
コンフォートデンチャーと他の入れ歯との比較
コンフォートデンチャーは、他の入れ歯と比較してどのような違いがあるのか、代表的な入れ歯の種類と比較しながら、その特長をご説明します。
比較項目 | コンフォートデンチャー | リーバ | 金属床義歯 | 保険診療の入れ歯 |
---|---|---|---|---|
価格 |
600,000円 |
190,000円 |
330,000円~ |
自己負担額に応じて変動 |
主な素材 |
生体シリコン+プラスチック |
生体シリコン+プラスチック(デジタル製作) |
金属(コバルトクロム、チタンなど) |
プラスチック |
適応範囲 |
総入れ歯・部分入れ歯 |
総入れ歯 |
総入れ歯・部分入れ歯 |
総入れ歯・部分入れ歯 |
作製方法 |
歯科技工士による手作業 |
デジタル技術(3Dプリント) |
歯科技工士による手作業 |
歯科技工士による手作業 |
主なメリット |
・痛みやガタつきを軽減 |
・少ない通院回数 |
・薄く製作でき違和感が少ない |
・費用が安い |
主なデメリット |
・費用が比較的高額 |
・総入れ歯のみ対応 |
・費用が比較的高額 |
・分厚く違和感が出やすい |
コンフォートデンチャーとリーバの違いについて

特に、コンフォートデンチャーとリーバは、どちらもクッション加工を持つ入れ歯ですが、その製作過程と価格に大きな違いがあります。
どちらの入れ歯が最適かは、患者さまのお口の状態やお悩みによって異なります。
当院では、それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明し、患者さまに納得いただいた上で治療法を決定します。
コンフォートデンチャー
歯科技工士が患者さまの口腔状態に合わせて、一つひとつ手作業で製作するフルオーダーメイドの入れ歯です。
噛み合わせや歯ぐきの形状を細部まで突き詰めて作製するため、高いフィット感と快適性を追求します。
リーバ(3Dプリントデンチャー)
3Dデジタルプリント技術を活用したセミオーダーメイドの入れ歯です。
現在ご使用の入れ歯をスキャンして作製するため、通院回数と費用を抑えながら、クッション加工によるメリットを得たい患者さまに適しています。
コンフォートデンチャーの治療の流れ
入れ歯の治療に入る前に、検査をして、診査診断します。
コンフォートデンチャーは、患者さまのお口に最適な入れ歯を作るため、丁寧な診査と調整を複数回にわたって行います。
治療回数・治療費用
治療費用 |
600,000円(税込) |
治療回数 |
3回から10回程度 |
治療のリスク・副作用 |
違和感: 治療直後は、新しい入れ歯に慣れるまで違和感を感じることがあります。 |
まとめ|あなたに寄り添う、納得のいく入れ歯治療を

「入れ歯だから仕方ない…」と、痛みや不便さを諦めていませんか?
あやせ ほりきり中央歯科口腔機能クリニックは、長年の経験と確かな技術で、患者さまのお悩みに真摯に向き合います。
コンフォートデンチャーは、費用や通院回数がかかるものの、その分、高い快適性と安定感を目指すことが可能です。
私たちは、単に「噛める」入れ歯を作るだけでなく、患者さまが食事を心から楽しみ、笑顔で毎日を送れるようにサポートしたいと願っています。
どうぞ、一人で悩まずにご相談ください。
私たちと一緒に、あなたに合った入れ歯を見つけていきましょう。